ナマケモノという名前から、知能の良さはあまり伝わってきません。

しかしそれは名前の響きのせいだけで、本当は賢い動物なのかも知れませんね。実際のところはどうなのでしょう。

ナマケモノの生態

ナマケモノ 知能

日がな一日、樹の上にぶら下がって暮らしているナマケモノ、その動きは超スローなことが知られています。

哺乳類には珍しく肋骨の数が多いことから首だけをぐるりと回すことが出来るため、日常的な行動範囲は非常に狭く、樹から降りてくるのはトイレの時と、川を渡って移動する時くらいです。子作りから子育ても樹の上で行います。

そんなナマケモノには、果たして知能が備わっているのでしょうか。ただただ怠けて一日を過ごしているように見えてしまいますね。

ナマケモノの生態には理由があった?

環境に適応すべく進化していくのが生物です。一見すると退化のようにも見えるナマケモノの生態には、何かそうならざるを得ない理由があるに違いありません。

スローな動きは外敵から見つかりにくく、森の湿地帯の中で体毛には苔垢がびっしりと生えて、それが保護色となっています

ナマケモノの生態には、森で生き抜くための大切な知恵が備わっているのです。

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ナマケモノの知能指数

動物の知能に優劣を付けるのは少し難しいかも知れません。同じ文化を持つ生物同士であれば、様々な能力を計り比べることも出来ますが、コミュニケーション能力や言語能力などの様々な能力は、個体それぞれに適合して配分されているということです。

ナマケモノがもしもスピード感と行動力を身に付けていたとしたら、どうなるでしょうか。行動範囲が広がることにより、好物の木の実以外のものを食べて、体内環境が激変してしまう可能性があります。目立つ動きが外敵からの危険と隣り合わせで、繁殖困難で安易に種が途絶えてしまうことにもなりかねません

それこそ想像を超えた世界です。情報処理能力に長けてスピード感がある生き物が知能が高く見えてしまうのは、単に私達の錯覚であるのかも知れません。大切な種を繋ぐ生き方を身に付けたナマケモノは、賢い動物と云えるのではないでしょうか。

まとめ

ナマケモノの話を聞いていると、つい私達人間にも当てはめてみたくなります。近くにいませんか?のんびりして行動がスローな人。こちらが急いでいる時などには、早くしてと言いたくなりますが、その人のお蔭で場が和んだり、こちらの方が先走りして事を仕損じていたりということもよくあると思いませんか。

ナマケモノは賢いのだと思えてきますね。

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