ナマケモノはその名の通り、動きの少ない怠け者の動物として知られていますが、移動する速度は一体どのくらいなのでしょうか。距離はどのくらいを移動することができるのでしょうか。

素朴な疑問にお答えします。

ナマケモノの移動速度

ナマケモノ 移動速度距離

ナマケモノは一日のほとんどを樹上にぶら下がって生活します。距離移動を伴う行動は、夜に木の実や果実を食べる時、排泄の為に地面に降りる時、体温調節のため適温の環境を求めて移動する時くらいでしょうか。それほどまでに行動しない理由とは、消化に時間が掛からないようエネルギーの消費を抑えているからです。

ではその希少な行動時間の移動速度と距離はどのようになっているでしょうか。

ナマケモノの移動速度は時速120メートル、最高速度は秒速3cmと云われます。外敵に襲われた際にどんなに頑張っても時速18メートルほど、これはかなり遅いスピードと云えますが、無駄なエネルギーを消費しないように生命維持のための適切な速度ということになるのでしょう。ナマケモノが樹上生活に適したその理由も、移動速度の遅さをカバーする、すなわち地上の外敵から襲われにくいことがあります。

一方で空からの襲撃を防ぐことは難しく、猛禽類に襲われて命を落とすナマケモノは多いと云われます。ナマケモノの体毛には苔や藻がびっしりと生えて、森の中でカモフラージュの役割をしてくれます。

ナマケモノの移動距離

続いて、ナマケモノが移動する距離について調べてみました。ナマケモノには幾つかの種類があり、指が二本あるのがフタユビナマケモノ、三本あるのがミユビナマケモノです。どちらもポピュラーでよく知られていますが、後者のミユビナマケモノの移動距離を調べたところ、これまでの記録では一日の移動距離が38メートルであったことが報告されています。

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しかしながらその行動は個体で異なる場合が多いので、ナマケモノの一日の平均移動距離は、排泄と食料確保のために移動する距離と理解しておくと良いでしょう。食料確保と言ってもナマケモノが1日に必要な食事の量は葉っぱ8gほどです。その移動距離は僅かなものでしょう。

まとめ

私達人間は動くのが面倒な時もありますが、生命維持のために日々の活動を必要とします。それがナマケモノの場合は、生命を維持するのに少しの距離を移動するだけで足りてしまうというのですから、羨ましくもある反面、呆れてしまう生態系でもありますね。

移動速度の遅さにも納得です。体力温存のために身についた習性なのでしょう。

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